WordPressは定期的にアップデートを行います。公式の「wordpressリリース」にもありますが、2017年だけで13回の更新があり、月1回以上のペースで更新があります。常にバグの修正や使いやすさの改善が行われているので、定期的に更新は行いたいものです。

WordPressはワンボタンで簡単に更新できて便利なのですが、更新する前に注意点がいくつかあるのでご紹介します。

WordPressの更新前の注意点とは?

WordPressを更新する前の注意点は以下の通りです。

  • WordPressの更新データに不具合(バグ)が出てしまう可能性がある。
    →ローカル環境で最新バージョンのテスト運転をする(記事作成予定)
  • 更新後、元の状態に戻せない可能性がある。
    バックアップを取る
  • プラグインが更新後の状況に対応していないことがある
    →プラグインを停止させること

更新すると、突然何も表示されなくなったり、ログイン後のダッシュボードに入れなかったりする可能性があります。そのため、ローカル環境でバージョンアップのテストをすることが一番安全です。(記事作成予定)

バックアップをとっておけば、何か起こった時に対処しやすいです。更新前にバックアップをとっておくことをお奨めします。また、プラグインで自動でバックアップを取ってくれるものがあるので、それを利用するのも良いと思います。

更新をする前にプラグインを停止させておけば、不具合の可能性が減ります。有効化に戻すのも簡単なので、停止しておきましょう。

WordPressの安全な更新手順

  1. 更新する前にプラグインを停止させる
  2. WordPressを更新する
  3. 更新後プラグインを有効化する

更新する前にプラグインを停止させる

ダッシュボード→プラグインへ移動します。

プラグインを停止するには一括で停止させたほうが楽です。「プラグイン」の横にあるチェックボックスにチェックを入れれば、一括でチェックできます。

全てをチェックしたらプルダウンメニューから「停止」を選択して「適用」をクリックします。これでプラグインが一括で停止されました。

WordPressを更新する

WordPressの更新はワンボタンでの更新が一番ラクです。赤枠の部分を押して、更新メニューに移動します。

「今すぐ更新」を押せばアップデートが開始されます。しばらくすると、アップデート完了画面に移動します。

アップデートが完了しました。次は、先程停止したプラグインを有効化します。

停止したプラグインを有効化する

有効化も一括で行ったほうが楽です。しかし、今まで使っていなかったプラグインまで有効化したくありません。

プラグインのソートを「すべて」ではなく「最近まで使用」を選択します。

先程停止したプラグインが羅列されているので「一括チェック」→「有効化」を選択→「適用」ボタンをクリックします。

まとめ

WordPressを初めて触る方や、慣れていない頃は、こういった手間が面倒に感じると思います。しかし、初めの頃にこそ不具合が起こってしまうものです。不具合が起こった後の修正の方が時間がかかってしまうので、時間の節約になると思いますので習慣化しておきましょう。