記事の作成方法については以前ご紹介しましたが、今回はSEO対策の観点からmeta要素<discription>をご紹介します。
目次
description要素とは?
ページ内容の概要を伝える要素です。検索エンジンやブラウザーやSNSに、ページの概要を伝えるための要素です。ユーザーが見るページには表示されませんが、検索結果に表示され、クリックされるか否かの判断要素になります。
description要素を記述していないと、Googleでは自動で本文を抜粋したものが掲載されます。ユーザーへ効果的にページを紹介するためには、各ページごとにdescriptionを記述した方が良いでしょう。
HTMLでの記述方法
descriptionもtitle要素と同じくhead要素内に記述するmeta要素です。
<head> <meta name=”description” content="この中にページの概要を記述します。”> </head>
description要素を記述する際のポイント
- ページに沿った明確な説明をする
- 全角100文字以内にまとめること
- 重複したキーワード使用しないこと
ページに沿った明確な説明をする
現在のdescriptionは、SEO対策の直接的な効果は少なくなりました。しかし、検索結果に表示されて、ユーザーの目につくものです。ページの内容に沿った概要にして、クリック率を向上させましょう。
また、discriptionは文章である必要はありません。商品ページの場合以下のようなdiscriptionでユーザーへ充分ページ概要を伝えることが出来ます。
<meta name="Description" content="著者: 山田文太, イラストレーター: 花田絵美, 分類: 書籍, 価格: 1800 円, ページ数: 784 ページ">
全角100文字以内にまとめる
<title>と同じように、<description>にも表示される文字に制限があります。Googleでは制限文字数を超えてしまった部分は「…」に置き換えられて表示されます。記述した内容をすべて表示させたい場合は、100文字以内に収めれば、ほとんどのデバイスで表示されます。
重複したキーワード使用しない
descriptionでも重複したキーワードを連発すると、ペナルティの対象になります。さらにクリック率も下がってしまうので、descriptionを全て同じに内容にすることは避けましょう。
WordPressでの記述方法
WordPressのデフォルトの機能では、discriptionをページごとに書き換えるものはありません。プラグインを追加したりやfunction.phpを編集してページ毎に書き換える方法があります。
今回は「All in one SEO Pack」を使用してページごとにdiscriptionを記述する方法をご紹介します。
インストール方法
- ダッシュボードのプラグインを開きます
- 新規追加をクリックします
- 「All in One SEO Pack」を検索します
- 今すぐインストールを押します
インストールしたら、忘れずに有効化して下さい
有効化後、投稿一覧から記事を選ぶと「All in One SEO Pack」の覧が追加されています。
「ディスクリプション」に記事の概要を入力すると、「スニペットのプレビュー」にGoogleで検索された際のプレビューが見れます。プレビューを見ながら、実際にどのように表示されるのか俯瞰視点で概要を書くと良いと思います。
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