バックアップ とはデータやシステムの状態を複製し問題発生時の復旧に備えて保存しておくことです。サーバーの不調によるデータの消失、破損、ハッキングなどで、データを失ってからでは手の施しようがありません。wordpressの更新や、プラグインの更新の際にもバックアップをしておくと安心です。

バックアップを簡単に出来るプラグイン「BackWPup」を紹介します。

インストール

ログイン後、「プラグイン」→「新規追加」をクリックします

  1. キーワードに「BackWPup」で検索
  2. 「今すぐインストール」をクリックします。

インストール後「有効化」をクリックします。

有効化後しばらくするとこの画面へ移動して、インストール完了です。

ジョブの作成

BackWPupでは「ジョブ」という名称で、バックアップの仕方を管理します。「いつ、何を、どこにバックアップするのか」を設定していきます。

「BackWPup」→「新規ジョブを追加」をクリックし、新しいジョブを作成します。

「一般」タブを開き、最初に「ジョブの名称」を決めます。管理する際、分かり易い名前で大丈夫です。

次に、少し飛ばして「アーカイブ形式」を決めます。WindowsならZip、MacならTarGzipを選択します。

「ジョブの伝送先」ではバックアップファイルの保存場所を選択します。「フォルダーへバックアップ」を選択すると、サーバー内のディレクトリにバックアップファイルを作成します。

  1. 「ログファイル」では、エラー時にログファイルを送信するようにメールを設定します。設定したら、「変更を保存」でジョブの設定は終了です。

先日、「送り先のDropBoxが満杯だった」という内容のエラーメールが届きました。メールが無かったら気づかなかった事なので、設定しておくと安心です。

バックアップの方法

ジョブの作成が終わったら、ジョブを起動してバックアップを行います。ダッシュボード→「Backダッシュボード→「BackWPup」→「ジョブ」を開きます。

先程作ったジョブの「今すぐ実行」を押すと、バックアップがスタートします。

バックアップがスタートします。バックアップ中はしばらく時間がかかります。

「ジョブ完了」という表示が出たらバックアップは完了です。

バックアップデータの確認

ダッシュボード→「BackWPup」→「バックアップ」をクリックします。

先程のジョブで生成したファイルがあります。マウスを近づけるとダウンロードが表示され、クリックするとダウンロードが開始します。

まとめ

以上がプラグインによるバックアップの手順です。プラグインを使用することで、簡単に楽にバックアップデータを生成できます。

しかし、上記の設定のままだとデータサイズが大きくなってしまうため、いつかサーバーの容量を圧迫してしまいます。次回はデータベースとファイルデータ、2種類に分けて定期バックアップする方法を紹介します。